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土曜日午前中の打ち合わせ。現れた依頼者の方が,「先生,一緒に食べましょう!」と言ってプリンパフェを持って来てくれました。事務所は原則土曜日はお休みにしていますが,平日お仕事が休めない方や,緊急性のある案件の場合には,しばしば打ち合わせを入れています。プリンパフェをいただきながらの打ち合わせ,美味しかったですね。ありがとうございました。次回の調停頑張りましょう!

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今週末は,顧問先の南恵ハウジングさんが制作された映画「種まく旅人~くにうみの郷」http://www.tanemaku.jp を観てきました。南恵ハウジングさんは不動産会社ですが,最近は映画製作にも活動を広げておられます。事務所のスタッフ全員にチケットをいただき,久しぶりに映画館に足を運ばせていただきました。

種まく旅人はシリーズ第2作目で,1作目は大分県臼杵市のお茶農家のお話でしたが,今回は淡路島を舞台にした,海苔の養殖と玉ねぎの栽培に取り組む兄弟のお話でした。どちらの映画も,農林水産省の若い役人が日本の農林水産業の実態調査のために地方を訪れ,地元の人達と触れ合う中で,その地方の問題点が浮き彫りになってゆくという筋書です。現在の日本が抱える第一次産業の危機を特に若い人達に知ってもらい,地方回帰,第一次産業の活性化を促したいという狙いをもった映画ですが,全編を通じて,淡路島の美しい自然と,早朝の漁港から夜の居酒屋まで,地元の人達の生活の様子を見ることができ,海苔の養殖過程や玉ねぎの植えつけ等の貴重な映像も見ることができました。とりわけ網一面に育った海苔の収穫の場面は圧巻でした。

また,美しい海が決して生命力のある海ではない,むしろ濁った海が生命力に富んだ海であるということ,山から流れた泥が海を豊かにし,海が豊になるとその水が雨となって再び山を豊かにするという循環の話は,この映画の底に流れる深いテーマであり,農業・漁業を超えた哲学的なテーマでした。色んなことを考え巡らせながら,久しぶりにゆっくりとした時間を過ごさせていただきました。派手な映画ではありませんが,多くの人に観ていただきたいと心から思いました。

次回作は「ポプラの秋」http://popura-aki.com/ロングセラー小説の映画化で,飛騨高山を舞台に,中村玉緒さんと本田望結ちゃんが主役を演じるのだそうです。今から楽しみですね。これからもいい映画を送り出していただけるよう,事務所スタッフ一同応援しています!

先日,京都教育大学の桶谷守教授のいじめに関する講演を聞かせていただきました。桶谷先生は,京都の市立中学校で勤務された後,京都市教育委員会の生徒指導課で長年学校生活におけるいじめの問題に取り組んで来れれ,近年は大津市立中学校のいじめに関する第三者調査委員も務められたとのことです。生徒が,いじめによって自殺に至った具体的な事例を中心に,ラインによるいじめの問題や,ネット依存と生徒の心理傾向に関する統計資料等も見せていただき,改めてネット社会におけるいじめの深刻さ・執拗さ,青少年の未熟さゆえの残忍性について深く考えさせられる講演でした。

中でも一番印象に残ったのが,子供を見守るということは,子供のために「沢山心を使うこと」だという言葉でした。桶谷先生は,障害を持つお子さんが何かに取り組む時に,それを傍で見守るお母さんの脚の動きを例にあげられ,お母さんは,お子さんが一人でできるか心配でならない,けれども決して自分が手を出すのではなく,口を出すのでもなく,黙ってじっと子供の様子を見て,右に行ったり,左に行ったり,後ろから覗いたり,前に後ろにと脚が動いている,その様子から,お母さんが子供を心配する気持ち,応援する気持ちが心から伝わってくる,親が子供を見守るということはそういうことではないかと話されました。

近年は,私達弁護士のもとにも,いじめや不登校の問題に関する相談が寄せられるようになり,平成25年にはいじめ防止対策推進法が施行され,学校でもコンプライアンスの一環としてのいじめ防止対策が急務となっています。子供をいじめの加害者にしないためにも,被害者にしないためにも,また子供が見かけは大きくなっても,親というものは,常に子供のために心を使ってやらなければならないということを,忘れてはならないと思います。この大切なことを私自身が忘れないために,ブログに書いておこうと思います。

ゴールデン・ウィーク明け初めての仕事は、大学生に対するコンプライアンスの研修でした。学生生活に身近な犯罪の危険性を警告するとともに、なぜ法律を守らないといけないかという基本的な問題点に立ち返り、コンプライアンスの重要性を説明しました。昨年、当時の京都大学松本紘総長の書かれた「京都から大学を変える」という本を大変興味深く読みましたが、中でも印象に残っているのが、昨今では京都大学でも学生による刑事事件が問題となり、新入生ガイダンスの時にコンプライアンスについて学ぶ機会を設けているという話でした。パソコン、SNSの普及、危険ドラッグのような実質的に違法な薬物が手に入りやすくなったことなど、生活スタイルの変化により、学生が思いがけず重大な犯罪を犯してしまう危険性は非常に高まっています。このような現状も踏まえて、こんなことが犯罪になるの?こんな重い刑罰が定められているの?犯罪を犯したらどうなるの?という素朴な疑問に答え、犯罪を犯した場合のリスクについて、民事、刑事、学校、勤務先での懲戒手続も含め、概括的に話をしました。学生達は、みんな熱心に話を聞いてくれ、とりわけ弁護士1年生の時に沢山接した薬物事犯での経験や、ネット上に残る犯罪報道の履歴については、時にメモを取りながら、とても興味をもって聞いてくれました。このようなコンプライアンス教育は、実は大学生のみならず、小・中学生の頃から必要なものだと私は考えています。最近は、交通安全のみならず、薬物事犯についても、警察の方や専門家が学校で話をする機会が増えていると聞きます。私も、弁護士としての角度から、今後もコンプライアンスの研修を続けていきたいと思います。

近年、思いついた新しい企画を立ち上げて実行することをちょっとした目標にしています。その一つが、日本列島先端巡りの旅です。思えば日本列島は、海に囲まれた類まれな地形に恵まれており、その海岸線は、地球の歴史やその地の気候、海の性質までも肌で感じさせるもので、いくら見ていても飽きることがありません。一昨年は高知県の室戸岬、今年は白浜と海岸線をめぐっていますが、ゴールデン・ウィークには、京丹後市の間人(たいざ)に行ってきました。写真は、国道178号線から見える屏風岩、立岩と間人(はしうど)皇后・聖徳太子の母子像です。立岩は、さながら丹後のエアーズロックですね。一枚岩の迫力に圧倒されます。

ところで間人の地名の由来は、聖徳太子の母にあたる間人皇后が、曽我氏・物部氏の争いから逃れて、母子でこの町に避難し、お世話になったお礼に自分の名前を地名にと申出られたところ、恐れ多いと考えた地元の人達が、「間人」の地名の読みを、皇后の「退座」という言葉の音からとって「たいざ」と呼んだらしいです。母子像は平成になって建てられたもので、周囲にはキャンプの家族連れの姿が見られました。海水浴のシーズンは、たいそうな賑わいを見せるのでしょう。

話はちょっと飛びますが、弁護士の仕事は、「ベスト・シナリオ」と「ワースト・シナリオ」を常に念頭において、状況に応じたベストのシナリオを考えることにあります。そんなこともあって、もしかしたら先端に興味があるのかも知れません。先端を見極めることで何か発見があるはず、そんな思いも抱きながら、日本列島の先端巡りを続けていきたいと思います。

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