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[ 2015.06.07 ]

子供を見守るということ

先日,京都教育大学の桶谷守教授のいじめに関する講演を聞かせていただきました。桶谷先生は,京都の市立中学校で勤務された後,京都市教育委員会の生徒指導課で長年学校生活におけるいじめの問題に取り組んで来れれ,近年は大津市立中学校のいじめに関する第三者調査委員も務められたとのことです。生徒が,いじめによって自殺に至った具体的な事例を中心に,ラインによるいじめの問題や,ネット依存と生徒の心理傾向に関する統計資料等も見せていただき,改めてネット社会におけるいじめの深刻さ・執拗さ,青少年の未熟さゆえの残忍性について深く考えさせられる講演でした。

中でも一番印象に残ったのが,子供を見守るということは,子供のために「沢山心を使うこと」だという言葉でした。桶谷先生は,障害を持つお子さんが何かに取り組む時に,それを傍で見守るお母さんの脚の動きを例にあげられ,お母さんは,お子さんが一人でできるか心配でならない,けれども決して自分が手を出すのではなく,口を出すのでもなく,黙ってじっと子供の様子を見て,右に行ったり,左に行ったり,後ろから覗いたり,前に後ろにと脚が動いている,その様子から,お母さんが子供を心配する気持ち,応援する気持ちが心から伝わってくる,親が子供を見守るということはそういうことではないかと話されました。

近年は,私達弁護士のもとにも,いじめや不登校の問題に関する相談が寄せられるようになり,平成25年にはいじめ防止対策推進法が施行され,学校でもコンプライアンスの一環としてのいじめ防止対策が急務となっています。子供をいじめの加害者にしないためにも,被害者にしないためにも,また子供が見かけは大きくなっても,親というものは,常に子供のために心を使ってやらなければならないということを,忘れてはならないと思います。この大切なことを私自身が忘れないために,ブログに書いておこうと思います。

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